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2020年度
2020年度(第35回)大同生命地域研究奨励賞受賞者(鈴木氏・南出氏)によるビデオ講演

例年、地域研究奨励賞または地域研究特別賞を受賞された先生のなかから、ご講演(フォーラム)を

行っていただいております。

今年度はコロナ禍ということもあり、在阪の受賞者の鈴木英明先生、南出和余先生のお二人に

動画撮影(無観客)でのご講演をご依頼したところ、快くお引き受けいただき、財団事務局(大阪市内)

での初のビデオ講演が実現いたしました。

ご講演の内容は各先生方の研究内容がベースとなっており、大変興味深い内容となっております。

是非ご覧ください。(各先生30分~40分程度の動画です。)

                                                        

○鈴木 英明 氏(国立民族学博物館グローバル現象研究部 准教授)

 『インド洋西海域世界を考えるーフィールドと史料のあいだでー』

  https://youtu.be/MKDwLVD9dzk

                                            

○南出 和余 氏(神戸女学院大学文学部英文学科 准教授)

 『バングラデシュにおける次世代から見た社会変動の研究』

  https://youtu.be/uGUlXuFM5a0

                                  

○財団Youtubeチャンネル
 https://www.youtube.com/channel/UCA4wT7QhAqlnwx6bkN6CuCQ

理事会を開催

3月22日(月)に当財団の理事会が開催され、2021年度の事業計画書等が承認されました。

詳細については、ホームページ上の「2021年度事業計画書」等をご覧ください。

教育支援事業 -ラオス・カンボジアへの図書寄贈-

公益財団法人民際センター様を通じて、読み書き・計算の指導本や子供向けの短編小説等の図書を弊財団が建設した

ラオスカンボジアの学校に寄贈(ラオス:267冊、カンボジア:359冊)しました。

<ラオス>

                                             

                                             

  

                                                                 

         ヒンテーク小学校(1月31日寄贈)

                                       

 ピアマイ小学校(1月2日寄贈)

 ナノン小学校(1月14日寄贈)


 
<カンボジア>

                                                 

                                            

   

                                    

          オーニョ小学校(2月9日寄贈)            

                                     

プアーク中学校(2月9日寄贈)

トノルバンベーク小学校(2月8日寄贈)


アジアの現代文芸作品 日本翻訳家協会より翻訳特別賞を受賞 (受賞者:藤元優子氏)

当財団の翻訳出版事業「アジアの現代文芸」シリーズにおいて、2019年11月にイラン作品として初めて翻訳出版した『復活祭前日』(ゾヤ・ピールザード著、イラン作品の日本語への翻訳)の翻訳者である藤元優子氏(大阪大学大学院教授)に対し、日本翻訳家協会(※)から翻訳特別賞が授与されました。この翻訳特別賞は、同協会が、過去1年間で特に優秀だった作品(翻訳者)に対して贈られる賞です。

イランの国語がペルシア語ということもあり、現代のイラン文学作品に接する機会が極めて少ない中、藤元先生が積極的に現代イラン文学の翻訳、紹介に努めておられることが評価されました。


※日本翻訳家協会は1953年(昭和 28年)に創立されたNPO法人で、ユネスコ傘下の国際翻訳家連盟に日本唯一の正式会員として加盟し、翻訳出版の質的向上と国際的な文化交流を目指す観点から、毎年、優れた翻訳書を刊行した翻訳家と出版社を顕彰しています。

なお、当財団は2007年10月に、同協会から日本翻訳出版文化賞(過去1年間でもっとも優れた翻訳書を刊行した出版社に対して贈られる賞)を受賞しています。大同生命国際文化基金は、今後とも引き続き、良質な作品が多いにもかかわらず、一般の人の目に触れる機会が少ないアジアの現代文芸作品を翻訳出版してまいります。


受賞にあたり、藤元先生から、ビデオメッセージをいただきましたので、以下のURLからご覧ください。

                                                                                                                                               

〇藤元優子 先生 日本翻訳家協会 翻訳特別賞 受賞メッセージ

 https://youtu.be/FiAWwFmtJj8

〇出版時のニュースリリース

 こちら

○財団Youtubeチャンネル
 https://www.youtube.com/channel/UCA4wT7QhAqlnwx6bkN6CuCQ

                                          

                                          

        翻訳特別賞 会報

2020年度(第35回)大同生命地域研究賞・奨励賞受賞者からのビデオメッセージ

本年度の第35回大同生命地域研究賞・奨励賞を受賞されました4名の先生よりビデオメッセージをいただきました。

本年度はコロナ禍で7月の贈呈式を開催することができませんでした。その贈呈式で登壇いただき、
お話いただく予定でした各先生方の受賞メッセージを動画配信いたしますので、ぜひご覧ください。
※各先生ごとに10分~15分程度のメッセージです。

○大同生命地域研究賞 古田元夫 先生
 http://www.daido-life-fd.or.jp/business/presentation/researchaward/5118

○大同生命地域研究奨励賞 塩谷哲史 先生

 http://www.daido-life-fd.or.jp/business/presentation/encouragementaward/5119

○大同生命地域研究奨励賞 鈴木英明 先生

 http://www.daido-life-fd.or.jp/business/presentation/encouragementaward/5120

○大同生命地域研究奨励賞 南出和余 先生

 http://www.daido-life-fd.or.jp/business/presentation/encouragementaward/5121

○財団Youtubeチャンネル
 https://www.youtube.com/channel/UCA4wT7QhAqlnwx6bkN6CuCQ

翻訳出版事業─「ジャパニーズ・ミラーズ」シリーズ─「兎の眼」タイ語版を出版

松下幸之助

【タイ語版出版】

書名 兎の眼
著者 灰谷 健次郎
訳者 小林 マリナ

本書はタイにおける13番目の翻訳作品です。
『兎の眼』は子どもと先生を中心に、本当の教育の意味、社会的弱者や貧困の視点という重いテーマを背景に置きながら、色々な出来事や事件がユーモアを交えた会話形式で描かれているため、大変読みやすい長編小説です。1970年代の日本社会の一面を切り取った、未来に向かって歩んでいく物語をタイの人々に紹介いたしました。本書はタイの公立図書館や学校に無償で寄贈させていただいています。

アジアの現代文芸「オメル・セイフェッティン短編選集」を翻訳出版

「アジアの現代文芸」シリーズの76冊目にあたり、トルコとしては初めての発刊となります。以下の作品を紙の書籍および電子書籍として出版しました。
紙の書籍は全国の公共図書館に寄贈します。電子書籍は「アジアの現代文芸 電子図書館」からご覧になれます。ニュースリリースはこちらをご覧ください。  

・作品名:オメル・セイフェッティン短編選集
・著作者:オメル・セイフェッティン 著
・翻訳者:鈴木 郁子(編訳)

本書は、オスマン帝国末期の作家であるオメル・セイフェッティンによる13の短編選集です。

軍人であり、また、教師でもあった彼は、三十六年間という短い人生の中で、数多くの優れた短編小説を書き上げました。

歯切れがよく、スピード感溢れる作品を是非お楽しみください。

アジアの現代文芸「幼い頃に戻る切符をください」を翻訳出版

「アジアの現代文芸」シリーズの75冊目にあたり、ベトナムとしては5冊目になる以下の作品を紙の書籍および電子書籍として出版しました。
紙の書籍は全国の公共図書館に寄贈します。電子書籍は「アジアの現代

文芸 電子図書館」からご覧になれます。ニュースリリースはこちらをご覧ください。  

・作品名:幼い頃に戻る切符をください
・著作者:グエン・ニャット・アイン
・翻訳者:伊藤 宏美、加藤 栄

著者であるグエン・ニャット・アイン氏は、ベトナムを代表するベストセラー作家であり、表題作は、同氏の2010年アセアン文学賞受賞作品です。

同時収録している「菊の花に別れを告げて」は、同氏の持ち味が凝縮されたヤングアダルト小説の秀作です。

本書を通じ、日本とベトナムの相互理解が一層進み、両国の緊密度が増す一助となれば幸いです。

【開催中止】2020年度(第35回)大同生命地域研究賞贈呈式

7月7日付、ニュースリリースでご案内いたしました2020年度(第35回)大同生命地域研究賞贈呈式は、東京を中心とした新型コロナウイルス感染者の急増に加え、他府県への広がりがみられることから、ご出席者様のご健康と安全を第一に考え、開催は中止させていただきます。

ご出席ご予定の皆様および関係者の皆様におかれましては、直前のご連絡となりましたこと、事情ご賢察のうえ、ご容赦願います。

大同生命国際文化基金は、今後とも日本における地域研究の発展に微力ながら寄与させていただく所存です。

2020年度大同生命地域研究賞受賞者の決定および贈呈式の開催(ニュースリリース)

2020年度(第35回)大同生命地域研究賞の受賞者が決定いたしました。受賞者ならびにこの賞に関する詳細は、こちらをご覧ください。

理事長交代について

当財団の理事長について喜田哲弘が退任し、北原睦朗(大同生命保険株式会社代表取締役副社長)が6月25日付で新たに就任しました。

          

【就任ご挨拶】

          

このたび、9年の長きにわたり理事長を務めました喜田前理事長の後を受け、公益財団法人 大同生命国際文化基金の理事長に就任いたしました。

          

当財団は大同生命保険相互会社(当時)の創業80周年を記念して、日本と諸外国との文化交流の実施を通じて、国際相互理解の促進を図り、日本の国際化に貢献することを目的として1985年に設立されました。

          

事業の中核である大同生命地域研究賞の顕彰事業は、アジアなどの発展途上国を主な研究対象地域として、取り組んでまいりましたが、今年で35回目を迎え、これまでにのべ137名の受賞者の皆様に贈呈総額2億円を超える顕彰を行いました。翻訳出版事業であるアジア諸国の現代文芸作品の日本語翻訳出版である「アジアの現代文芸」シリーズは74作品、日本の文芸作品等のアジア各国語への翻訳出版である「ジャパニーズ・ミラーズ」シリーズは45作品を出版してまいりました。また、教育支援事業については、東南アジア5ヵ国に建設した学校に対して、図書や学用品等の寄贈を継続しています。

当財団は諸外国との文化交流にいささかなりとも貢献したいと願いつつ、これらの諸事業に継続的に取り組んでまいりました。

          

これからも当財団の設立目的をしっかりと継承し、微力ではございますが事業発展のために鋭意努力してまいる所存でございます。

前任者同様よろしくご指導ご鞭撻をたまわりますようお願い申しあげます。     

                                                                                   2020年6月25日                                                                                         

                                           公益財団法人 大同生命国際文化基金

                                                                                  理事長 北原 睦朗                                                                           

                         

                                           

理事会・評議員会を開催

5月18日(月)に当財団の理事会が、6月17日(水)に評議員会が書面にて開催され、2019年度の計算書類等が承認されました。
詳細については、ホームページ上の「2019年度事業報告書」等をご覧ください。